次は、ある方から教えていただいた中村天風著「成功の実現」から。   寝る前の時間に考えない。

  1. ネガティブなことを口にしない。

  2. 怒ったり感情的になる時には、肛門を締め、肩を下げ力を抜いて丹田に力を込める。

 

1について

彼曰く、寝る前に考える物事は無意識の中に沈殿し、病のもとになる。コーネル大学で西洋医学に触れた彼による脳科学的事実らしい。実際、寝る前に多くのことを思い悩む人は多い。仕事のこと、1日にあったこと。それが睡眠や夢に影響し、目覚めの気分に影響し、ひいては24時間に影響しかねない。日々の臨床の経験から、この指摘は的を得ていると思われる。このほんの5分間にでも心を空にできるか。それができなければポジティブなことを考えるとよいそう。

2について

「痛い」などと言うことはよいが、その後につく「どこか悪いのだろうか」「このままよくならなかったらどうしよう」などといったネガティブな尾ひれを指している。自ら病を患い心を病んだ後に、徹頭徹尾「積極性」を指導した彼らしい教え。

3について

クンバハカとよばれる体勢。満州でスパイのようなことをしたり、炭鉱の労働者との折衝に単身あたった、度胸のすわった天風の教え。

シンプルなところがまた説得力があり、かつすぐ適用できますね。

長年の臨床から私が最近思う、こころを健康に保つシンプルな方法は、

  1. ポジティブでいる。

  2. 自信をもつ。

  3. 考えすぎない。

  4. 恐れない。

「これができれば苦労しない」という声が聞こえてきそうですが。