最新「こころ」の研究

A Happy New Year.

Happy幸せについての報告からです。

1. 幸せは良好な人間関係から

ハーバード大学のグループは、ハーバードの学生を含む724人を1938年から75年間追跡調査しました。その調査項目は、採血結果、脳の画像、家族との関わりなど多岐にわたりました。これだけの期間、追跡調査をしたこと自体驚きですが「参加者の幸せは何によってもたらされたか」という結果はいたってシンプルで驚かされました。

それは血液中のコレステロールでもなく、収入でもありませんでした。良好で安定した人とのつながりが幸せをもたらすとの結果だったのです。人間関係が豊かな人は、記憶力が良好に維持され寿命も長かったそうです。

2. 記憶の衰えを防ぐには

フィンランドの大規模研究によると、記憶の低下が軽度にみられる人々で、以下の複数の介入を組み合わせたところ、25%記憶機能が対照群と比べてよかったことが示されました。

食事 : フルーツ、野菜、無精白の穀類、脂肪の少ないタンパク質、良質の脂質を増やす、という食事カウンセリング。

運動 : 段階的な有酸素運動、ウェイトトレーニング。週5~6回。1日30分のウォーキングでもよいとの報告もあります。

記憶トレーニング : コンピューターによる“脳トレ”のようなものです。

メタボや心血管性疾患の危険因子を減らす : 血圧、体重、肥満指数、コレステロール、糖尿などです。

これらを組み合わせたプログラムにより、ほんの2年で違いが生まれたのです。

2016年も皆さんにとって健康なすばらしい一年でありますように。