いつもこの時期になるとアカデミー賞映画について触れることが多いのですが、今回ドキュメンタリー賞をとった「フリーソロ」について。

いまだにこの映画にこだわっています。ホノルドという人はGoogleで自分の名前を調べなきゃよかったと言ったり、アカデミー賞の授賞式でひとこと言ったのはサンキューそして手を合わせました。映画今日初めて観ます。

そういうわけでいよいよ映画を見ました。

彼が登るところをヨセミテでみたいですね。

彼の扁桃体はfMRIの恐怖に反応しない。

ほぼ出来たは何もなしと一緒と言った母。底なしの自虐はソロクライミングのモチベーションとなった。

ガールフレンドのミスで腰を圧迫骨折した時、別れようと思った。

ゾーンは自分の力より少し上を目指す時に入りやすいと言います。アレックスにはタイムプレッシャーは役立ちませんでした。それはある時突然訪れる。意図的にどうやってそのタイミングを作るか。

難関をクリアした後の彼の笑顔がなんとも。モノマニア(偏執症)と表現されていますが、お父さんはアスペルガー?(旅行偏愛)、お母さんは完璧主義?

直後カメラマンに1分インタビューしても?と聞かれ、いや、4時間を切れそうなのでと先を急いだそう(実際3:56)。

フォーブス副編集長谷本さんによると偏愛力が大成功を生む時代。

(谷本有香「世界のトップリーダーに学ぶ 一流の『偏愛』力」

夫婦の監督ですが、夫はクライマー/フォトグラファーとしてクライミングそのものを、後に加わった妻はドキュメンタリー監督としてラブストーリーを形作ったと。

彼が登りきった時の感動は比類ないもの。

最大の感情表現をして、ガールフレンドと即話すアレックスの数年の成長が見えていいですね。

それにしても彼のマグネティックな魅力はなんでしょう?作品はそれをよく伝えています。

ロープなしのフリーソロを始めたのは、子供の頃人と話すのが怖かったから。ロープを使って一緒に登るための人がいなかった。

しかし彼は、今回エル・キャピタンを登ったように、決意と規律を持って少しずつ人と繋がれる術を培っていった。23歳までハグの仕方を知らなかったけど。

恐怖から逃げるのでなくそれが無くなるよう詰めていくこととアレックスはつかんだのでした。完璧を求めた心配する母親も彼からフリーソロを奪うことはできないと言っています。彼は恐怖のエッジにいる時一番生きていると感じるそうです。

観客からボールダープロブレム(最難関)をクリアしたときにあなたはautopilotだったかと聞かれたアレックスは、全くその通りjust like I am here, it's very satisfying, very smooth
Alex Honnold Q & A After "Free Solo" Screening in Yosemite, 25 September...

付記
彼が表現した状態はゾーンと呼ばれる状態です。マインドフルネスでautopilotは自動操縦状態として通常今現在に心がないネガティブな状態を指します。ゾーンはそれとは違い、自我や時間の感覚を通り越した極限の集中状態を指します。

決行のタイミングについて
本人の弁
I was more like I did everything I was going to do, I now either I have to do it or I'll never do it, and so I did it